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知識

タイルデッキで後悔した経験談とメリット・デメリットまとめ

戸建てで、憧れのお庭にタイルデッキ。
高級感があり、ウッドデッキにくらべて耐久性にすぐれ管理も楽なため検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、タイルデッキにもデメリットはあります。

本記事では、タイルデッキで後悔した経験談とともに、メリットとデメリットについてもまとめました。

外構でお悩みの方に役立つ情報となっていますので、是非参考にしてください。

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タイルデッキのよく聞く後悔・経験談

タイルデッキの後悔「質が悪く、水たまりができた」

タイルデッキはウッドデッキのように隙間がないので、施工の質が悪いとすぐに水が溜まります。

3帖ほどのタイルテラスを作りました。(業者に頼みました)
最近完成して満足していたのですが、この雨でテラス内に水たまりができることに気付きました。

1枚30センチ角のタイルなのですが真ん中らへんの3枚分くらいのところに、水たまりができてしまいます。

真ん中のほうなので、水切りのようなもので水を掃きださないと、そのうちコケでも生えてしまうんではないかと心配です。

タイルの場合、このような状況は仕方ないのでしょうか?
業者に言ってみてもいいのでしょうか?

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タイルデッキは一見平らに見えますが、必ず水勾配がつけられていて、タイルの外へ水がはきだされる必要があります。

施工業者の質が悪かったり、維持管理がしっかりできていないと水がたまり、滑って事故の原因にもなります。

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タイルデッキの後悔「お金がかかる割に、あまり使わない」

これはウッドデッキ・タイルデッキ問わずですが、そもそもあまり使わない問題があります。

庭でバーベキューやお茶するのに憧れてタイルデッキ作ったけど、あまり使ってない。そもそも外なので夏は暑いし、冬は寒い。。。家の中最高。

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ウッドデッキで飲み会です。年に2回くらいしか使わない(^_^;)

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当然デッキは屋外にあるので天気にも左右されますし、快適につかえる時期は限られています。

うちも今年新築しまして、デッキを予定していましたが、やめて全面人工芝にしました。 結果、いらなかったなと思います。

洗濯を干す際足場が欲しいとは思いますが、芝で子供たちが遊びまわっていますし、狭いところに無理矢理つけたようになるよりはいずれ子供が少し大きくなったらそのスペースに増築するなりサンルームをつくるなりしたいと考えております。

狭い場所にデッキをつくっても何をするにも目の前が隣の家の外壁というのも悲しく思います。

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まずデッキを作る前には使用用途をパートナーとよく相談しておく必要があります。

  • 物干し場として日常使い
  • 子供の遊び場(プール)
  • 週末だけのバーベキュー

また隣家とプライバシーが保たれてないと使いづらいので、セットで外構フェンスも必ず検討しておきましょう。

タイルデッキの後悔「メンテナンスが大変」

ウッドデッキよりもメンテナンスは楽と言われていますが、全くないわけではありません

タイルの表面や目地は意外と汚れが溜まります。

  • 雨風による土・ほこり
  • 黒ずみ
  • 黄ばみ

タイルデッキの泥汚れ、庭をどうにかしないといけないんだけど、6月中には終わらせたいと思う所存です

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タイルデッキの目地の汚れが取れなくてすっごい気になるんだよねぇ...
ケルヒャー欲しいな...しまう場所ないな...🤣

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特に目地は葉っぱや汚れが溜まりやすく、水がたまり放置しておくとコケが生えたりもします。

タイル自体も経年劣化で色落ちや表面が変色する場合もありますので、注意が必要です。

 

タイルデッキの後悔「夏に熱くなりすぎて火傷する」

タイルデッキは熱が伝わりやすく、夏はかなりの熱さになります。

真夏のウッドデッキ/タイルデッキはどんなもんやって思って、今日〇〇シル行ったついでに裸足で試してみたんだけど、こりゃ危険だわ。
めちゃめちゃ熱い。とてもじゃないけど歩けない。ちょっと足乗せただけで火傷しそうなくらい。
これは、高くても、夏に熱くなりにくいデッキ/タイルにしなきゃだわ。

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熱くなりにくいタイルや色味を変えることで対策することも可能ですが、やっぱり直射日光には勝てません。

ポイント

屋根やシェードをつけることで、直射日光を防ぎ、熱さをおさえることができます。

またデッキとリビングがつながっている場合は、室内の温度も下げれます。

物干し場として検討している方は、雨も防げるので必ず屋根はつけておきましょう。

タイルデッキのデメリット

職人さんにより出来上がりの質が違う

タイルデッキは施工業者の質に大きく左右されます
熟練した職人さんでない安価な業者を選ぶと失敗しがちです。

タイルデッキの施工不良でよくあるのは水捌けがわるく、水たまりができること。

またタイルがずれていると、凸凹して見栄えもわるく、転倒の原因にもなります。

パターンやデザインが施工者によって異なってしまうこともあるため、施工前にしっかりイメージを確認することも大切です。

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家づくりと同じく外構もイメージを伝えるために、できるだけ写真や切り抜きを集めておくとGOOD

設置時はもちろんメンテナンスや保証期間がしっかりしているか等、業者選びには十分注意しましょう。

一定のコストがかかる

タイルデッキは耐久性が高く、美しい外観が特徴的ですが、一般的には木製デッキと比較して高価な傾向があります。

平均的な㎡あたりの単価をチェックしてみましょう。

  • タイルデッキ:4~8万円
  • ウッドデッキ:2~5万円

<参考>

リクシルHPによると、「タイルデッキ」は間口3600×出幅1800、アルミ幕板の場合、392,800円~です。

https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/tile_deck/

同じリクシルのウッドデッキ「樹ら楽ステージ」は2間×6尺、幕板B・標準束柱の場合301,100円~です。

https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/kirarastage/

価格の幅はタイルの種類やオプションの選択によって、大きく違ってきます。また最近ではアウトドアリビングやサンルームなどのお庭全体の提案も多いです。

よくあるオプションは

  • リビングとフラットにするためのグレーチング
  • 日光と雨を防ぐための屋根
  • 近隣の視線をさえぎるフェンス

になります。

決して安くはない金額ですが、タイルデッキは耐久性に優れているため設置後のメンテナンス費用はほとんどかかりません。

トータルで考えた上で判断するのがおすすめです。

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かなり高額になるので、複数の会社で見積もりをとるのがおすすめ。
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メンテナンスに手間がかかる

屋外にあるので、日常的なメンテナンスはもちろん必要です。

タイルの間に落ちた葉っぱやゴミを取り除く必要がありますし、汚れなどはブラシや高圧洗浄機で定期的に掃除しなければなりません。

ささくれや割れがないぶんウッドデッキよりは手間がかかりませんが、それでもノーメンテナンスで良いというわけではありません。

広ければ広いほどメンテナンスも大変になるので、一部は砂利や人工芝にするなど、できるだけ日々のメンテナンスがかからないように工夫しましょう。

材質により熱くなることがある

タイルデッキはタイル自体が蓄熱性が高く気温の影響で、夏は熱く冬は冷たくなってしまいます。

特に夏場は材質により歩けないほど、熱くなるので注意が必要です。

直射日光が当たると非常に熱くなり、真夏は歩けないこともあります。またデッキの色褪せや変色も起こりやすくなります。

後悔事例でも書きましたが、熱さを防ぐのは屋根やシェードの設置。

タイルデッキと一緒に熱さ対策は必ず検討しましょう。

タイルデッキのメリット

見た目に高級感がある

タイルデッキはそれ自体が高級感があり、おしゃれな外構・家づくりを実現できます。

家の外観をグレードアップさせることができるため、特にホテルライクな家を建てたい方にはおすすめです。

デッキ自体も色が豊富にあります。

  • 高級感を出したい時にはグレー系
  • カジュアル、見た目を広くしたいと時はライトベージュ系
  • シックな印象にはブラウン系

一部にアクセントカラーを入れるなど、遊び心をくわえることができるのも魅力。

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サンプルをとりよせて、室内だけでなく屋外でも見え方を確認するようにしましょう。

 

デザイン性が高い

タイルデッキは色も豊富ですが、様々な種類がありデザイン性が高いのがメリットです。

シンプル、和風、洋風、アウトドアなど自宅にあわせた外構にあわせることができます。

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自然な雰囲気が好きな人は、木目調のタイルデッキもあります。

またタイルの大きさを選べたり、デッキ自体の形を楽しめるのもメリット。
四角だけでなく、エル型や曲線にしたり、足元にライン照明を入れることもできます。

もちろんこだわったデザインにするほど予算は高くなるので注意しましょう。

 

無垢のウッドデッキに比べてメンテナンスが少ない

タイルデッキは無垢のウッドデッキに比べて圧倒的にメンテナンスが少なくて済みます。

タイルデッキは焼き物なので耐久性が高く、埃や油汚れも基本的にブラシでこするだけで大丈夫。

無垢のウッドデッキは自然素材で熱くなりにくく裸足でそのまま出れるなどアウトドアな外構にはぴったりですが、ささくれや表面の色褪せがあり定期的なメンテが必要です。

タイルデッキはウッドデッキのように雨や日光による劣化の心配も少なく、管理の手間がほとんどないので、メンテナンスが苦手な方にも手軽に取り入れやすいです。

頑丈で劣化しにくい

タイルデッキは耐久性が高く、長期使用に向いています。

多くのタイルが屋外用に作られているため、雨風にも強い性能があります。

またウッドデッキのように木が腐る心配がありません。

日常のメンテナンスは水をかけてデッキブラシでこするだけで充分
もしバーべーキューなどで油汚れなどがでても、専用の洗剤と水で落とせます。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?
本記事ではタイルデッキで後悔した経験談とともに、メリットとデメリットについてまとめました。

後悔事例を参考に、事前に対策しておきましょう。

後悔まとめ

  • 「質が悪く、水たまりができた」
  • 「お金がかかる割に、あまり使わない」
  • 「メンテナンスが大変」
  • 「夏に熱くなりすぎて火傷する」

そして施工前には必ずメリット・デメリットも把握しておきましょう。

デメリット

  • 職人さんにより出来上がりの質が違う
  • 一定のコストがかかる
  • メンテナンスに手間がかかる
  • 材質により熱くなることがある

メリット

  • 見た目に高級感がある
  • デザイン性が高い
  • 無垢のウッドデッキに比べてメンテナンスが少ない
  • 頑丈で劣化しにくい

タイルデッキは憧れの外構の一つ。
費用が高いので、よく検討して設置しないと後悔を感じる事例もよくあります

タイルデッキにしろウッドデッキにしろ「目的」「予算」で人それぞれ正解は違います

必ずパートナーとよく相談し、後悔しない家づくりを進めていきましょう。

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