せっかくの注文住宅!おしゃれな間取りにするぞ!
最近流行りの間取りってどんなものがあるのかな?
こんな悩み・疑問に待ったをかけます。
本記事ではおしゃれよりも安全性・機能性を重視しよう!注文住宅の間取り注意点5選を紹介します。
注文住宅の間取りで悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事を読んでわかる事↓
- 注文住宅の間取りで注意する事5選
- 注文住宅の間取りで悩んだ場合の解決法
注文住宅の間取り注意点5選
必要な収納スペースをきちんと把握する
注文住宅の場合、特に標準というものがないために収納スペースをどれぐらい取るのかは自分たちで決める事になります。
ここで1つ問題が。
- 新居でどれぐらいのモノを収納する必要があるか
- 将来、どれぐらいの収納スペースが必要になるか
これは、自分たちにしかわかりません。設計士でもわかるわけがないんです。
ですから、きちんとどれぐらいのものを置く予定なのかをめちゃくちゃ考えて伝える必要があります。
ここが不十分だと、将来ほぼ確実に「収納スペースが足りない・使いにくい」と後悔します。
収納は「必要な場所に必要なだけ取る」事が鉄則です。
玄関・リビング・パントリー・寝室・脱衣所・キッチンなど、それぞれの場所にどれぐらい収納が必要か?またそれは10年後20年後変わらないか?をしっかり考えておきましょう。
さらに、間取りプランが出来上がった後に
収納スペースが延床面積の何%になっているか?を確認しましょう。
一般的に、10%ほどあれば収納スペースは十分だと言われています。あくまで参考ですが、ひとつの目安になると思います。
おしゃれな間取りはメリットデメリットを確認
注文住宅となると、おしゃれな間取りを実現したくなりますよね。我が家も2階リビングや屋上テラス・またまたスキップフロアなど、ワクワクしながら色んな夢を膨らませたものです。
しかし見た目だけで採用すると後悔します。
特に雑誌などで紹介される「流行りの間取り」には要注意。間取りに流行りなんか関係ありません。
これから何十年も住み続けるんだから、きちんと「理想の暮らしが実現できるかどうか」で採用するかどうかを決めましょう。
あとはスキップフロアやスケルトン階段、天窓などおしゃれな間取りはたいていコストが高いです。ここも要注意。
「おしゃれだと思って無理してつけたけど、別にいらなかった」なんてのはよくある話です。
注意するポイントをいくつか挙げておきます。
- 安全上のリスクが上がらないか
- コストが上がらないか
- 掃除がしにくくならないか
- 冷暖房効率が悪くならないか
- カビが生えやすくならないか
- 防犯性が悪くならないか
- 防音性が悪くならないか
- 明るさに問題ないか
中々100点がとれないコンセントの配置と数
恐らく注文住宅を建てる方はみんなご存じだと思いますが、注文住宅の後悔ポイントで必ず上位に来るのがコンセントの位置・数です。
我が家もさんざん考えに考え抜いて決定したのですが、
数が足りていても使い勝手が悪く、使ってないコンセントがある+欲しい場所にない
というのが正直なところです。
住んでからでないとわからない部分がありますから100点は取れないにしても、とにかくこれでもかというほど考えて下さい。本当に後悔ポイントになります。
我が家が実践したコンセントの位置・数の決め方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 図面に家具の位置やコンセントの配置を書き込む
- 全ての部屋にコンセントは必要
- 少なくて困るよりも多めに設置しておく方が安心
- 今持っている家電の場所を考え、そこにコンセントを設置
- これからの時代、家電は必ず増えると考えておく
- 開き戸でコンセントが隠れないか確認
- スマホの充電場所は色んな場所でする
- 屋外コンセントもつけておく
- 玄関で照明追加したり電動自転車の充電したりする
- 冬はトイレや脱衣所で暖房器具を使うかも
- ベッドで寝た時に夫婦がそれぞれスマホを充電する
- 空気清浄機やウォーターサーバーが増えるかも
大きな家具は先にサイズを決めておく
間取りを決めるうえで、家具の配置や大きさはかなり大事になってきます。
- ダイニングテーブルを置いたら意外と大きく、人が座ると後ろを通れない
- ソファを置いたらテーブルを置くスペースがない
- ベッドが大きすぎてドアから入らず、買い替える事になった
置く事がわかっている大きな家具はサイズを控えておき、間取り図の中に実際に書き込んでおくとイメージがわくので、必ずやっておきましょう。
我が家の実体験としては以下の2つです。皆さんも注意して下さいね。
- ベッドを入れるとそれだけで寝室がいっぱいになってしまう為、寝室を少し広くしたこと
- ダブルベッドのサイズがドアから入らず、2階の窓を外して搬入する事になった
水回りの分散には注意
注文住宅では2階にリビングやキッチンを設置したり、洗濯動線を考えてお風呂を2階に持ってきたりするケースも多いです。
しかし水回りは配管の問題があるため、あまり分散させるのはおすすめしません。
- 水圧の変化
- 排水音
この2つが主な理由です。
まず水圧。家に入ってくる水道管は1本ですから、そこから必要箇所に分岐していくことになります。あまり分散させると、場所によって水圧が変わってしまう可能性があります。
次に排水ですが、水を使用する場合は必ず排水の音が出ます。家のあちこちに排水管があると、
- 寝室とトイレが近くて、寝ている間に他の人がトイレにいくと目が覚めてしまう
- 食事中にトイレの音がして不快な気持ちになる
- 2階に水回りを設置したところ、1階の部屋まで排水音が響く
こんなトラブルになりかねません。
水配管が多いほど水漏れの可能性も高まりますし、コストアップにもつながります。
できるだけ水回りはまとめておくことをおすすめします。
注文住宅の間取りで悩んだ場合の解決法
間取りで不安を感じている、本当にこれで良いのかと悩む場合の解決法として2つ紹介します。
まず1つは、間取りに関する本を読む事。
間取りを決定するまでに何冊も本を読んだのですが、その中でも特におすすめの本はこの2冊です。
間取りを作るポイントがたくさん書かれていてきっと参考になると思います。ぜひ読んでみて下さい。
もう1つの方法は、別会社で間取りプランを取り寄せてみる事です。
別会社に土地と希望だけ伝えて、一度間取りプランを作ってもらう事で、今のプランと客観的に比較する事ができます。
タウンライフ家づくりというサービスを使えば、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
あくまでも無料ですので、ざっくりとした間取りしかもらえない可能性もありますが、家にいながら無料で申し込めるので、もし悩んでいるならやる価値ありです。
詳しくは以下記事をご覧ください。
【注文住宅の資料請求】やらなきゃ損する!失敗・後悔しない家づくりの裏技
注文住宅の間取り注意点5選!おしゃれよりも安全性・機能性を重視しようまとめ
本記事ではおしゃれよりも安全性・機能性を重視しよう!注文住宅の間取り注意点5選を紹介しました!
注文住宅の間取りで悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
間取りはそう簡単に変える事ができません。一緒に暮らす人ととことん考え、理想の暮らしを実現しましょう!