本記事は現役の現場監督であるレインボーさんに書いていただきました!
- 「分譲地ってどんな土地?」
- 「分譲地で建てて良い点は?」
- 「分譲地の注意点を知りたい!」
こんにちは、レインボーです。
私は一級施工管理技士の資格を保有し、現場監督を13年程経験してきました。
家を建てる前の、土地探しの時に分譲地が候補にあがっている人も多いと思います。
分譲地って古い土地よりスカッとしていて、キレイに見えて魅力的ですよね。
しかし、分譲地でもメリット・デメリットを押さえておかないと、購入してから後悔することもあります。
メリット・デメリットを考慮して、「自分は分譲地が合っているか?」判別していきましょう!
分譲地を知らない方にも、読んでいただけるような記事になっているので、是非参考にしてみて下さい!
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クリックできる目次
そもそも分譲地って何?
分譲地とは、住宅用途ではない土地を造成して、区画割された宅地になります。
工務店や不動産会社が造成して、販売している場合が多いですね。
その場合、建築条件付きとなっている事があります。
建築条件付きの土地とは決まった工務店やハウスメーカーで建てなければならない土地です。
建築条件を外すことが可能な場合もありますが、費用がかかってしまいます。
中には、初めから建築条件が付いていない分譲地の土地もあったりします。
建築条件が付いていないときは、好きなハウスメーカーや工務店で建てる事が可能です!
分譲地の規模も様々で、10区画以内の小規模の分譲地や、50区画以上の大型分譲地もあります。
好立地の分譲地だと売れていくのも早いですね!
分譲地のメリット
分譲地とは、どんな土地か少し理解できたでしょうか?
続いて、分譲地のメリットを確認していきましょう!
①近所に同世代の人が住むケースが多い
分譲地は何戸もの区画を一斉に販売するので、近所に同世代の人が住むケースが多いです。
分譲地は子育て世代の人達が、よく購入される傾向にありますね。
子供同士が遊んだり、子育ての悩み事を相談できるのが良いですね。
親同士の年齢が近い場合も多いので、話が合いやすいという点もメリットの一つです。
②ライフラインが整備されている
分譲地の土地には、普通はガス・上下水が引き込んであります。
もちろん分譲地内に電柱も建っています。
上下水引き込みや、ガスを引き込む手間が無いので嬉しいですね。
上下水やガスが引き込んでない場合も、ごくまれにあるかもしれないので確認しておきましょう!
③お家を建てるまでの余計な工事がいらない
分譲地は基本的には、土地を購入してすぐ家を建てることが出来ます。
古い土地を購入した場合のように、余計な土のすき取り工事や植栽の伐採工事も必要なしです。
境界ブロックやフェンスも既に建っている嬉しいパターンも。
④形の整った土地が多い
分譲地は基本的に四角や長方形等形の整った土地が多いです。
好みが分かれるところかもしれませんが、敷地としては計画しやすい土地になります。
お家が複雑な形にならずに済むので、比較的費用も抑える事ができますね。
キレイな土地なので、最大限に土地の空間を生かした建築をしやすいです。
⑤街並みに統一感がある
特に大型分譲地だと、街並みに統一感がありキレイな印象になります。
長く住む場所ですから、生活のしやすさは重要となってきますよね!
分防犯カメラを設置したりと、安心安全な街を目指している分譲地もあります。
⑥学校やスーパーが近くにある
分譲地ができる場所は、利便性が良い場所が多いです。
学校やスーパーが近い場合が多いので、通学や買い物が徒歩で行けるメリットがあり、住みやすいですね。
利便性が高い方が、分譲した会社さんも売りやすいので、好立地の場所を見つけやすいです!
分譲地のデメリット
デメリットを見ていくと、「ちょっと分譲地は苦手かもな」と思う方もいらっしゃいます。
デメリットを考慮しても「やっぱり分譲地が良い!」という方も実は多いのです。
デメリットも見て判断していきましょう!
①近所の人が同世代の人ばかりになる
近所の人が同世代の人ばかりになるというのは、メリットでもあり人によってはデメリットでもあります。
言い方が悪くなってしまいますが、苦手な人がいても、子ども同士が仲が良いと関わらなければなりません。
しかも近所なので、長い付き合いになってしまいますね。
②決まった会社で建てなければならない
分譲地は決まった工務店やハウスメーカーで建てなければならないという場合が多いです。
そもそも分譲地って何で解説したように、建築条件が付いているからです。
土地が気に入ったけど、自分の好きな会社では建築できないということは良くあります。
③周りに似たデザインのお家が並びがちになる
建築条件が付いていると同じ会社で建てる事になるので、似たデザインのお家が並びがちになります。
特にハウスメーカーだとそういった色が強い傾向にあります。
人が遊びに来る時に自分の家の場所を、少し説明しづらいかもしれませんね。
④盛土で造成した場合に地盤が弱い事がある
一概に言えませんが、分譲地を盛土で造成している場合、地盤が弱いということがあるかもしれません。
造成した会社が、きちんと地盤対策を行っているか確認しておくと良いですね。
地盤調査や地盤改良の資料をもらっておいた方が良いでしょう。
メモ
盛土(もりど)‥田んぼ等の地面が低い場所に土を入れて造成する方法です。
十分に締固めを行わないと沈下や地滑りの原因になります。
切土(きりど)‥山地等の高さがある土地をすき取って平らな土地に造成する方法です。
盛土より比較的地盤は強くなります。
分譲地のメリット・デメリットまとめ
分譲地のメリット・デメリットをまとめると下記のような形になります。
分譲地のメリット
- 近所に同世代の人が住むケースが多い
- ライフラインが整備されている
- お家を建てるまでの余計な工事がいらない
- 形の整った土地が多い
- 街並みに統一感がある
- 学校やスーパーが近くにある
分譲地のデメリット
- 近所の人が同世代の人が多い
- 決まった会社で建てなければならない
- 周りに似たデザインの家が並びがちになる
- 盛土で造成した場合に地盤が弱い事がある
メリット・デメリットを比較すると、自分が分譲地で建てるのが合っているかどうか分かってくると思います。
「この分譲地の土地は気に入っているけど、この会社で建てるのはちょっと嫌だなぁ。」
「利便性も良いし、キレイな形の土地だからこの分譲地がいいなぁ。」
「分譲地は同世代ばかりいる場所ではなく、少し離れた場所で家をたてたいなぁ。」
など様々な考えが浮かんでくると思います。
また、分譲地の規模も様々ですので、その辺りでも少し印象が変わってきますね。
分譲地が気になる方は、実際に足を運んでいくつも分譲地を回ってみるのが良いですよ!
実際に見て回ると現地の雰囲気の違いなどが見えてきます。
土地も含めてお家は一生に一度の買い物になるので、気に入った土地を見つけていきましょう。
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