こんな悩みを解決します。
本記事では、延床50坪注文住宅の相場は3500万円?我が家の実例を元に計算してみた結果を紹介します。
注文住宅の相場で悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事を読んでわかる事↓
- 延床50坪の注文住宅を建てる時の費用相場
- 大阪府で建てた我が家との比較
- 注文住宅の予算で悩んだ場合の解決法
延床50坪の注文住宅を建てる時の費用相場・坪単価
住宅支援機構のデータベースで調べた結果から、計算すると以下のようになりました。
住宅面積と建設費から、1坪(3.3㎡=2畳)あたりの単価を計算しています。
平均で見ると、延床1坪あたりの単価は81.7万円となりました。
この価格が妥当かどうか、我が家の実例をもとに確認してみます。
延床1坪あたりの単価は81.7万円?
我が家のデータをもとに、1坪あたりの単価81.7万円が妥当かを確認します。
- 土地取得代:1400万円
- 建築費:2600万円
- 諸費用:300万円
- 住宅ローン借り入れ費:4,300万円
- 延床面積:89㎡(=27坪)
27坪×81.7万円=2206万円と出ました。
我が家はこだわりがたくさんあった為、全国平均の坪単価よりも高い結果となっています。
自分が住んでいる大阪府北部で複数の業者に一括見積もりをした結果でいうと、1坪あたりの単価は83万円ほどだったので、
坪単価81.7万円というのはそこそこ妥当な数字だと言えます。
※1平米あたりの建築費は、木造や鉄骨などの工法や使用する建材、こだわるポイントなど様々な条件によって変わってきます。相場はあくまでひとつの目安と捉えましょう。
坪単価81.7万円として延床50坪の建築費を計算する
50坪の建築費は、坪単価に坪数をかけると計算できます。
81.7万円×50=4085万円
となりました。
これは建築費用ですから、ここに土地代がかかってきます。
土地代はピンキリですが、大阪の平均でいうと30坪1500万円ぐらいです。
延床50坪だと広い土地も必要になりますから、土地代は2000万円以上になると思います。
注文住宅にすると建売住宅よりも500万円のコストアップ
これが僕が実際に色んなハウスメーカーをまわって得た結論です。
もちろん例外もたくさんありますが、だいたいこのぐらいだなと感じました。
ちなみに毎月の支払になると、100万円のアップは毎月のローン支払い額でいうと2,000円のアップです。これをどう捉えるか。
注文住宅にして500万円アップという事は、毎月のローンが1万円上がるイメージです。
これを考えた時、我が家は月1万円で注文住宅が建てられるなら・・・と感じたため、注文住宅を選びました。
建ててわかった建売と注文住宅の相場の違い!予算は500万円違うと考えよう
延床50坪の注文住宅・・・そこまで広い家、必要?
ここまで計算して、どう感じられたでしょうか。
我が家も少し検討した事があるんですが、4人家族でただのサラリーマンである自分にはとても払える金額じゃないなと感じました。
2世帯住宅など別の理由がある方以外は、50坪の家なんてとてもとても・・・という方が多いと思います。
個人的には「小さい家」というのがおすすめでして、掃除もしやすいし「身の丈にあった家」という感じで愛着が湧くのでおすすめです。
我が家が注文住宅を建てるにあたって一番参考にした本は下記です。ぜひチェックしてみて下さいね!
注文住宅の予算で悩んだ場合の解決法
予算で不安を感じている、本当にこれで良いのかと悩む場合の解決法として2つ紹介します。
まず1つは、ローン金額を毎月の支払額に置き換えてみる事。
我が家が借りたローンは4,300万円ですが、支払は月82,000円とボーナス年間40万円です。
地元では3LDKのマンションで家賃は10万円程度しますから、そうなると註文住宅もそれほど変わらないなと感じる事が出来ました。
月々の支払い金額に置き換える事で、無理のないローンになっているかを把握する事が出来ます。
もう1つの方法は、いくつかのハウスメーカーに一括見積もりを取る事です。
基本構想の段階では同じ条件を複数の住宅メーカーや工務店に提示してそれぞれの概算見積り(相見積り)をとってみましょう。
同じ条件で異なる企業に見積もりをとれば、金額面だけでなく施工面に関しても、各企業の工事内容の違いが明確に示されて、どの企業が希望にそった家を建てられるのかの判断がしやすくなるからです。
例えば、冷蔵庫やエアコンを購入するとき、最初に行った店や最初に見た商品だけで購入を即決せずに、いくつかの店や他の商品も見てから購入を決めることの方が多いのではないでしょうか。
店のスタッフに商品の機能性を入念に確認することもあるでしょう。そうすることで、予算内で、機能面により優れた商品がわかるからです。
注文住宅も同じです。予算や延床面積、部屋数、譲れないこだわりなどの条件を統一して相見積りをとることで、各企業の工事価格がわかります。
信頼して相談できる担当者がみつかることもありますし、依頼先によっては、同額で、期待以上の工事をしてくれるところも見つかるかもしれません。
ただし、これは詳細な設計(実施設計)まで終了した段階ですることではありません。あくまで初期の相談段階でやることですので注意してください。
タウンライフ家づくりというサービスを使えば、無料で間取りプランと見積もりを作成してくれます。
子供を連れて住宅展示場に行くのは時間も労力もかかります。タウンライフなら家にいながら無料で申し込めるので、もし悩んでいるならやる価値ありです。
詳しくは以下記事をご覧ください。
【注文住宅の資料請求】やらなきゃ損する!失敗・後悔しない家づくりの裏技
延床50坪注文住宅の相場は3500万円?我が家の実例を元に計算してみたまとめ
本記事では本記事では、延床50坪注文住宅の相場は3500万円?我が家の実例を元に計算してみた結果を紹介しました。
注文住宅の相場で悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
一生に一度の買い物、相場の把握は絶対に必要です。一緒に暮らす人ととことん考え、理想の暮らしを実現しましょう!