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住宅ローン

【住宅ローン】頭金は入れるべき?頭金のメリット・デメリットまとめ

  • 「住宅ローンの頭金って入れるべき?」
  • 「いくらくらい入れたらいいの?」
  • 「頭金を入れるメリット・デメリットを知りたい!」

住宅購入を検討した時、必ず聞くことになる『頭金』という言葉。

  • そもそも頭金とは何なのか?
  • 実際、どの位の額を入れればいいのか?
  • 頭金を入れる場合と入れない場合の違いってなに?

など、分からないことも多いですよね。

本記事では頭金はなぜ必要なのか?頭金を入れるメリットとデメリットを分かりやすく解説していきます。

ぱぱらく
頭金で悩んでいる方は是非参考にしてくださいね!

 

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頭金とは?

頭金とは、はじめに物件価格の一部を自己資金から現金で支払うお金のことです。

通常は物件価格から、頭金を引いた残りの額をローンで返していく事になります。

よく似たお金に「手付金」がありますが、手付金には「契約の証明」といった意味合いも含まれるので似て非なるものです。

ぱぱらく
手付金も物件購入費の一部であることに変わりはありませんよ

 

頭金はなぜ入れるよう勧められるのか?

そもそも、ローンを組む際になぜ頭金を入れるよう勧められるのでしょうか?

頭金を入れることで審査に通りやすくなるという事があるようです。

しかし!頭金は必ず入れなければならないものではありません。

メモ

以前は金融機関の融資が物件価格の8割までとされていた為、残りの2割を自己資金から用意する必要がありました。

2割を自己資金から出せるかどうかで信用度をはかっていたとも言えます。

現代では物件価格の満額をローンで支払う“フルローン”を組むことも可能ですが、やはり審査の際、頭金の有無は影響があるようです。

金融機関からすれば返済能力をはかる為、不動産屋からすれば審査に通りやすくする為、頭金をいれることを勧めているようです。

「頭金0」をうたう商品もありますが、審査のことを考えるなら、頭金はいくらか用意しておいた方がいいかもしれませんね。

ぱぱらく
頭金0がダメという訳ではないですよ。実際、我が家も頭金なしのフルローンです。

 

頭金はいくら入れればいいの?

頭金は物件価格の〇%などという決まりはありません。

頭金0をうたう商品もあるくらいですから、“契約内容による”という事になります。

ですが一般的には物件価格の10%~20%程度と言われることが多いようです。

ぱぱらく
とは言え手元に残しておく現金も必要です!

 

頭金を入れるメリット

それでは頭金を入れる、メリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

まずはメリットから見ていきましょう。

借入額が減るので毎月の返済額を減らせる

借入額が減るので、毎月の返済額を減らすことができ、負担が軽くなるというメリットがあります。

今は大丈夫と思っていても、将来収入が減り返済がきつくなる場合も。

ローンが少ない額で済めばそれだけ金利による支出を減らす事もできるので、住宅購入にかかる総額も抑える事ができますね。

ただ現代は歴史的な低金利がこの先もしばらく続くと予想されているので、昔ほど頭金を多く入れるメリットはないかもしれません。

それでも長期に渡る支出はそれなりの額になりますから、しっかりバランスを考える事が重要です。

金利が低い住宅ローンを選択できる

頭金の額によっては、金利の低いローンを選択できる場合もあるようです。

フラット35や民間の住宅ローンなどで取り扱いがあり、固定型で金利を低くしたい方向けの商品となっています。

頭金を入れることでローンを減らし、さらに金利も抑えられるので、とても魅力的な商品ですね。

ただ貯蓄に見合ってない頭金を無理に用意すると、その後の生活に支障がでますので、無理のない範囲で選択するようにしましょう。

家を売却する際のトラブルが減る

将来、転勤や家族構成の変化など、何らかの事情で家を売却することもありますよね。

その際、売却して得た金額をローンの返済に充てることになりますが、残債が多ければローンを支払いきれない可能性があります。

そうなると売却自体がしづらくなったり、多額の借金を背負うことになりかねません。

頭金を入れるとローン残高を減らす事ができるので、そういったトラブルを回避しやすくなると言えます。

ローン審査に通りやすくなる

前述した通り、頭金の有無はローン審査に影響するようです。

ローン審査に通るかどうかは多くの方が気にするところでしょうから、なるべく万全の態勢でローン審査に臨みたいものです。

可能な限り頭金は用意するようにしましょう。

ぱぱらく
頭金を入れるとメリットもたくさんありますね。

次に、頭金を入れるデメリットについても見ていきましょう。

 

頭金を入れるデメリット

頭金を入れるデメリットは何があるのでしょう?

しっかり理解した上で、検討することが大事です!

手元の現金が減る

頭金を入れると、すぐに動かせる手元の現金が減るデメリットがあります。

住宅購入には物件の金額だけではなく、諸費用もかかってくるものです。

  • 印紙税
  • 登記費用
  • ローン契約の手数料
  • 保険料

など、これらは通常ローンに含めることはなく、現金で支払います。

さらに

  • 引っ越し費用
  • 家族のケガ・病気といった不測の事態
  • 収入の減少

といった事も考えられますね。

家具・家電も買い換える予定があるのならその分も残しておかなければなりません。

貯蓄を全て頭金に回してしまうと、緊急事態に対応できなくなるので注意が必要です。

ぱぱらく
家具家電も買い換えるなら150万円位みておくといいですよ

住宅ローン控除の恩恵を最大限受けられない

住宅ローン控除をご存知でしょうか?

条件を満たした物件を購入した場合、住宅ローン控除の対象となり、年末にローン残高の1%が税額控除される制度です。

この控除は10年間(現在は13年に延長)続き、とてもメリットの多い制度となっています。

ぜひ活用したい制度ですが、頭金を多く入れると借入額が減る為、ローン残高が少額になり恩恵を最大限受ける事が出来ません

頭金を少額に抑えるか、もしくはフルローンを組んだ方が、その恩恵を最大限受ける事が出来るようになります。

現代は低金利がこの先も続く見込みなので、利息と控除額の差を今一度確認しなおすのもいいかもしれません。

注意

ここで注意したいのが年収です。

納める所得税や住民税は年収によって決まるので、ローン控除を最大限活用する必要性がない場合もあります。

この辺の話はとても難しいので、不安であればFPに相談されるのもいいかもしれませんね。

 

物件購入のタイミングを逃す

頭金を入れるメリットはたくさんありますが、それにこだわりすぎると物件購入のタイミングを逃す可能性もあります。

欲しい物件があっても「頭金が貯まるまで…」と待っていたら、誰かに先を越されてしまうかもしれません。

住宅ローンも、もちろん吟味しなければ後悔ポイントになりますが、住みたい家に住めなかったという思いも後悔になるかも知れませんよ。

手元に残すお金、今後の支払い、購入のタイミング、それぞれちょうどいいバランスを見つけてみてくださいね。

 

【インスタ】先輩たちのローン事情

Instagramでも、体験談をPOSTされている方々がいらっしゃったのでご紹介しますね。

住宅ローン控除をフル活用!

こちらはみあマイホームのお金の話をセキララに公開中(@mysweethomeee)さんの投稿です。

住宅ローン控除をよりお得に活用する方法をご紹介して下さっています。

ぱぱらく
残した現金の活用法も要チェックです!

プロによる頭金の考え方

こちらはぴーゆい/勉強しながら家づくり(@piyui_grandsaison)さんの投稿です。

負担の大きすぎない金額って、どうバランスとっていいのか、本当に悩みますよね。

こちらの投稿ではプロが実際にどう考えたのか、細かく載せて下さっていて大変勉強になります。

ぱぱらく
精神面も無視できない問題だよね。

控除内容が変更!比較が大事!

こちらはみほ♡元メガバンクFP夫婦の家づくり(@miho_ismart)さんの投稿です。

控除内容の変更により、頭金0が必ずしもお得とは言えない時代になりました。

その辺の難しい話を、プロならではの目線で分かりやすく解説してくださっています。

ぱぱらく
“我が家はどうか?”の視点は本当大事ですね!

今回の先輩たちのInstagram投稿が気になった方は、是非フォローをしてチェックしてくださいね!!

 

【住宅ローン】頭金は入れるべき?頭金のメリット・デメリットまとめ

頭金を入れるメリット

  • 借入額が減るので毎月の返済額を減らせる
  • 金利が低い住宅ローンを選択できる
  • 家を売却する際のトラブルが減る
  • ローン審査に通りやすくなる

頭金を入れるデメリット

  • 手元の現金が減る
  • 住宅ローン控除の恩恵を最大限受けられない
  • 物件購入のタイミングを逃す

本記事では頭金とは何なのか、頭金を入れるメリットとデメリットをご紹介しました。

頭金を入れるメリットは多いですが、今後の生活に支障が出ない範囲で考える事が重要です。

頭金は必ず入れなければならないものではありませんし、低金利が続く状況下で選択も多様化してきています。

周りの言葉に流される事なく、自分達にあった選択をしてくださいね。

本記事から後悔のない住宅ローン選びのお手伝いが出来れば幸いです。

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