※本記事は現役の現場監督であるレインボーさんに書いていただきました!
- 「吹き抜けに憧れがあるので採用したい!」
- 「吹き抜けのメリット・デメリットって何があるの?」
- 「吹き抜けにしたいけど後悔するかな?」
こんにちは、レインボーです。
私は一級施工管理技士の資格を保有し、住宅の現場監督を10年程経験してきました。
(現在は住宅以外の建築の現場監督です)
家づくりを考えた時に開放的な明るい空間を演出できるので、吹き抜けに憧れる方は多いと思います。
しかし、吹き抜けにはデメリットも多いのも事実。
吹き抜けを検討中の方が後悔しないように吹き抜けのメリット・デメリット、後悔事例を私の経験上の対策も合わせてご紹介していきます!
ちなみに、すでに会社や土地が決まっていて「今の間取りプランに不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
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吹き抜けのメリット
吹き抜けのメリット①空間が広く開放的になる
吹き抜けにすると空間が広くなります。
私も様々なお家を見てきましたが、リビングを吹き抜けにしている家は広く感じます。
センスのある設計さんは、広い空間に見せる事が上手です。
吹き抜けのメリット②光を取り入れやすい
吹き抜け部分には上部に大きな窓を設置することが出来るので光を取り入れやすいです。
特に南面に吹き抜けを配置することで採光を取りやすくなりますね。
逆に北側に吹き抜けを設置すると採光のメリットを得られないので注意が必要です。
吹き抜けのメリット③上下階のコミュニケーションを取りやすい
吹き抜けを設置することで、上下階のコミュニケーションが取りやすくなります。
上の階の吹き抜け面の廊下壁を手すりにしたり、室内用の窓を取付ける事で会話ができます。
お互いに何をしてるのか察することも出来ますね。
吹き抜けの周りを手すりにするときは、安全性のある手すりだと子供が小さくても安心!
吹き抜けのデメリット
吹き抜けのデメリット①寒い
吹き抜けは空間が広く窓の面積も大きい為寒いです。
高断熱にするなどの対応が必要になってきますね。
高断熱・高気密だと、吹き抜けでも寒さを感じられないようになります。
吹き抜けのデメリット②音が漏れる
吹き抜けは上階の部屋に音が漏れやすいです。
空間的に広いので音が反響しやすいのが原因。
気になる方は、吹き抜けに面する部屋に断熱材や吸音材を設けて音の対策をする必要がありますね。
吹き抜けのデメリット③構造的には弱点になる
吹き抜けは構造的に基本弱くなります。
広い空間を設ける事で、他の壁に負荷がかかります。
特に大きな吹き抜けになればなるほど、構造上は危険に!
構造計算等をすることでカバーできますが、基本的には弱点ということを理解しておきましょう。
吹き抜けのデメリット④メンテナンスがしにくい
吹き抜けは、高所の窓の掃除や電球の交換等メンテナンスがしにくいです。
私もこのメンテナンスに関しては、住宅の現場監督時代に一番苦労しました。
現場監督が教える!吹き抜けの後悔事例
私が現場監督の時に経験した事例を紹介!
自分自身が苦戦した点や、お客様に聞いた点について書いています。
吹き抜けの後悔事例①壁紙のメンテナンスが大変
吹き抜けは壁紙のメンテナンスがしにくい場所の代表格。
高所の壁紙を貼りかえるのに足場を組む必要がありますので、張り替え時には足場分の費用がかかることも考慮しましょう。
また、吹き抜けの周りには梁があるので壁紙のひび割れが起こる可能性も高くなりますね。
現場監督として壁紙のひび割れには苦労しましたが、お施主さんとしても作業の時にストレスになると思います。
吹き抜けの後悔事例②窓の掃除がやりづらい
高所の窓の掃除がしにくいです。
こちらも現場監督の時に問い合わせが多かったのですが、伸びるワイパー等で対応していました。
脚立やハシゴを使うより安全ですね。
北側に吹き抜けを持ってくると窓が結露しやすいので避けましょう。
結露を放っておくと窓枠が痛んできますので要注意です!
吹き抜けの後悔事例③照明・シーリングファンのメンテナンスが大変
吹き抜けは照明器具の交換やシーリングファンのメンテナンスも大変。
天井に照明器具を設置する際は交換できることを考慮して計画しましょう。
大きめの脚立を用意してメンテナンスをしたこともあります。
その場合脚立も大きめのサイズになるので、設置場所と搬入経路を確保しないといけません。
照明やシーリングファンのメンテナンス方法を含めて計画することが大事!
吹き抜けの後悔事例④テレビの音が上階に聞こえる
吹き抜けは音が響くので、実際にテレビの音が気になると言われることがありました。
子供が成長しているご家庭で、自分の部屋で勉強をしていると気になるそうです。
と仰っていました。
有名な所ではDAIKENの吸音材等が有名ですね。
ただ値段が張るので、断熱材を吹き抜け面の壁に施工することも、ある程度有効です。
吹き抜けの後悔事例⑤玄関ホールに吹き抜けを採用
玄関ホールに吹き抜けを採用すると、あまり吹き抜けの特性を生かせません。
吹き抜けはリビングに日照を取ったり、開放的に見せたい時に活躍するプランです。
玄関は長く過ごす場所では無いので、あまり吹き抜けとしての利点を感じられないという声が多かったです。
吹き抜けの後悔事例⑥吹き抜けが小さすぎた
吹き抜けが小さすぎるとただの筒のようになります。
- プラン上余ったから吹き抜けを設けた
- 無理矢理吹き抜けを設置した
以上のようなときには小さな吹き抜けを設置してしまいがちです。
1坪くらいの吹き抜けだと小さい印象ですね。
大きすぎても構造上危険になるので、吹き抜けとしての機能を生かせる適切なプランを設計してもらいましょう!
吹き抜けを採用して後悔する人の特徴まとめ
吹き抜けの後悔事例から、下記の点に当てはまる人は後悔する可能性大です!
- 見た目だけの良さや理想だけで吹き抜けを採用する
- 吹き抜けのデメリットを理解せず採用する
- メンテナンスの事を把握せず、メンテナンスの事を考えていない会社に頼んでしまう
- 普段から小さな音でも気になる
後悔しない為には、吹き抜けの特性を理解しておくことが大事になってきます。
私が現場監督を経験して思ったのは、寒さに関してはあまり気にしている人はいないという印象でした。
昔の住宅で吹き抜けを採用すると寒かったのかもしれませんが、近年は断熱がしっかり施工されている関係もあると思います。
メリット・デメリットを比較検討して、それでも吹き抜けを採用したい場合は失敗しないですね。
吹き抜けを間取りに上手く取り入れることが出来たら、理想のお家になりますよ!
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