※本記事は現役の現場監督であるレインボーさんに書いていただきました!
こんにちは、レインボーです。
私は住宅の現場監督を10年程経験してきました。(現在は住宅以外の建築の現場監督です)
また、一級施工管理技士の資格を保有しています。
今まで様々なお家を見てきた中で、
「この間取りは少し生活しにくそうだな。。」
と思う事もあり、住まれたお客様からも
「間取りを少し変えておけば良かったな~」
と声を聞くこともありました。
今までの経験から、今回は厳選して7つ、後悔事例が多い間取りをピックアップしました。
意識しないと意外とやってしまいがちな間取りばかりなので、マイホーム計画の際は是非意識してみて下さい!
家づくり最中で「今の間取りプランに少しでも不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
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現場監督が選ぶ、後悔事例が多い間取り7選
後悔事例が多い間取り①和室とリビングのつながりが弱い
和室とリビングのつながりが弱いと、使われない部屋になる可能性が高いです。
和室とリビングのつながりが弱い間取りは以下の2点。
- 和室とリビング間の扉の開口が狭く、リビングと一体感が出ない
- リビングから廊下を経由しないと和室にアクセスできない
では、つながりの良い間取りとはどのようなものがあるでしょう?
- リビングの一角に和室がある
- 和室を仕切る場合でも、大きな開口の引き戸や引き込み戸を使用している
和室をリビングに上手に取り込めないと、ただの納戸になってしまうので注意が必要です!
後悔事例が多い間取り②土間収納が無い
「ベビーカーやアウトドア用品など、外には置いておけないけど玄関にも置く場所がない!」
そうならないためにも、土間収納はあると非常に便利!
具体的には下記のようなものを収納できます。
- 靴
- ベビーカー
- アウトドア用品
- コート
- 雨具
- 仕事用のカバン
室内に持ち込みにくい荷物を置くのに活躍しますね!
玄関に土間収納が設けれなくても、外部から直接収納できるスペースも有効。
家の中にスペースが取れないときや、アウトドア用品等が多い場合は外に物置を設置するのも有りです!
後悔事例が多い間取り③玄関を開けたらすぐに階段
玄関を開けてすぐに階段があると、子供が成長した時に会話が無いまま自分の部屋に入ってしまう可能性があります。
家族内のコミュニケーションは非常に大事なので、LDKを経由して2階に上がる等の階段の配置にすることをオススメします。
回遊性のあるお家だとコミュニケーションが生まれやすいですね。
ただし、敷地の形状や生活スタイルの好みにもよるので、完全にダメというわけではありません。
後悔事例が多い間取り④玄関を開けたらすぐに洗面脱衣室・浴室
玄関を開けて洗面脱衣室・浴室があると、玄関先での来客対応に困ります。
来客時は洗面所での用事がしにくいですし、お風呂にも行きにくいです。
また、玄関ホールを経由することから寒い時期は湯上りに冷えてしまいますね。
後悔事例が多い間取り⑤玄関を開けたらすぐにトイレ
玄関を開けたらシリーズが続きますが、最後はトイレです!
玄関ホールにトイレがあると、玄関先での来客対応時にトイレに行きにくいですね。
見た目的にも、目立つ場所にトイレがあるのは望ましくないかもしれません。
玄関を開けたら、洗面脱衣室・浴室やトイレという間取りはよくあるので、プラン段階で注意して見ておきましょう!
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後悔事例が多い間取り⑥キッチン周りの収納が少ない
キッチン周りの収納スペースが少ないと非常に不便です。
キッチン用品・食料品等のストックを収納する為のパントリーがあると良いですね。
パントリーとは、キッチンに隣接した食材や食器などを収納することのできるスペースのこと。
パントリーのスペースが取れない場合は大きめのカップボードを設けるとOK。
キッチン周りに収納スペースが無く後悔されている方も実際にいました。
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後悔事例が多い間取り⑦勉強・作業をするスペースが無い
個室以外にスタディスペースやワークスペースを設けると便利です。
最近は個室ではなくLDKやホールで勉強する子供も増えています。
親の目の届くところにスタディスペースがあると安心ですし、子供の勉強も見てあげられますよね。
スタディスペースが無くLDKで勉強しようと思うと、ダイニングテーブルがぐちゃぐちゃになって、その都度片付けないといけません。
また、普段パソコンで作業する場合もスタディスペースやワークスペースがあると便利。
パソコンを出したままにしておけるので、すぐ作業できますね。
実際に私の自宅でもスタディスペースは活躍しています!階段下にあります。
現場監督が選ぶ、後悔事例が多い間取りまとめ
現場監督が選ぶ、後悔事例が多い間取りは下記の7点です。
- 和室とリビングのつながりが弱い
- 土間収納が無い
- 玄関を開けたらすぐに階段
- 玄関を開けたらすぐに洗面脱衣室・浴室
- 玄関を開けたらすぐにトイレ
- キッチン周りの収納が少ない
- 勉強・作業するスペースが無い
間取りは工務店・ハウスメーカーの提案力・設計力によって左右されるかもしれません。
しかし、自分自身も後悔しそうなポイントを押さえて、意識しておく事で理想の間取りに近づきます。
家族の形や敷地などによって、それぞれの考え方・正解があり、今回挙げた間取りが完全に悪いというわけではありません。
現場監督として多くのお家を見てきて「自分が家を建てる際には選ばないかな」という視点でピックアップしています。
後悔しない家づくりの為にも参考にしていただければ嬉しいです!
家づくり最中で「今の間取りプランに少しでも不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
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