- 注文住宅に引っ越すまでの流れが気になる・・・
- 土地を買って家を建てるのって時間がかかるの??
こんな悩みを解決します。
本記事では土地を購入して注文住宅を建てるまでの流れを、我が家の体験談とともに紹介します。1つの事例として参考にしていただければ幸いです。
この記事を読むとわかる事↓
- 土地を買って注文住宅を建てるまでの流れ
- 土地を決めてから引っ越すまでの期間
- ぱぱらくが注文住宅を建てるまでの体験談
※本記事は「家を建てる不動産会社は決まっている」状態からの話です。
どの会社で建てるのが良いのか?という話はこちらの記事をどうぞ。
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【家づくりの第一歩】工務店やハウスメーカー選びで大事なポイント7選
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注文住宅家づくりの流れ(土地申し込み~購入)
土地の申し込みから購入までは、だいたい3か月ほどかかりました。途中、何度か午前休をとって銀行に契約しに行ったりしています。
不動産の買い付け申し込み
工務店の担当者と土地をいくつか見にいき、良いなと思える物件があれば、まず買い付けの申し込みをします。
我が家はこんな細長い土地が気に入り、申し込む事にしました。幅5m、奥行き25mのほそなが~い土地です。
申し込みをした時点で先約がなければ、土地の所有者と価格交渉に入ります。
交渉の結果、80万円下がって1400万円。36坪で相場としてはすこしお得かな、というレベル。
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住宅ローン事前申し込み
土地の契約はすぐに出来るわけではありません。住宅ローンの事前申し込みの結果、審査を通過すれば契約が可能となります。
住宅ローンを借りられない人が土地の契約をしても意味がありませんからね。いくつかの銀行にいっせいに申し込むので、申し込み書類にたくさんハンコを押しました。
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プレ重要事項説明
不動産契約前に、土地を購入する時に渡される書類の細かな説明をしてもらいました。
やってくれる所とそうでない所があるそうですが、可能ならばお願いして説明してもらいましょう。
不動産契約
ローン事前審査通過の頃合いを見て契約日の設定をします。この時に手付金を現金で払います。
我が家の場合は100万円、これは住宅ローンの審査が通れば返ってくるので、仲介手数料など本当に必要な現金にまわす事ができます。
契約書への捺印は認印でも可能ですが、実印が好ましいとの事。
我が家はネットで購入した実印を持参しました。
住宅ローン本申し込み
金利や保険内容など、条件の良い銀行に本申し込みをします。
工事請負契約
これは何かというと、「あなたの会社で家を建てます!」という契約です。
実はこれがないと住宅ローンは申し込めません。
住宅ローンを借りる前に、銀行から「本当に家を建てるんだよね?業者との契約は済んでるんだよね?」と確認されるわけですね。
ここで、完全に「工務店との住宅工事契約」が結ばれます。契約一時金を支払い、契約後のキャンセルは手数料がかかります。
ちなみに、契約の為にとりあえずの「家の図面」を作ってくれます。実際の設計はこれからなのですが、一つの目安にはなります。
家の設計が済んだら、そのタイミングで変更合意契約を結びます。
金銭消費貸借契約
金消契約と略されたりします。銀行との住宅ローン契約の事です。決済日の融資実行に備えます。
金消契約をする事で、土地の持ち主にお金を支払う準備が整ったという事ですね。
不動産決済
手付金を引いた残りの費用を銀行からの融資により支払います。我が家の場合は100万円をひいた残りの1300万円を支払いました。
この日から、僕が土地の所有者になります。
不動産契契約時に手付金として払った分も融資される為、帰ってきた手付金100万円は諸費用の支払いにじゅうとうできます。
注文住宅の価格が決まるまでをざっくり説明します
まずはざっくり見積もりが出る
土地が決まれば建築家と大まかなプランをたてます。
間取りや面積などなど。
そして強度計算等をして法的にも問題ない事がわかれば、見積もりを出してもらいます。
この時点で、確か2,600万円ぐらいだったかな?
コストダウンをして、出来るだけ予算内に収まるよう努力する
コストダウン案を建築家の方が書いてくれます。
機能の所はケチらず、「グレードをこちらにすると機能は同じですが少し安くなります」みたいな提案。
それを飲むか、飲まないかをこちらで判断します。
例えば外壁の目地をなくすか、なくさないか・・・等。
我が家は正面から見える分だけ目地なしにしました。こんなのでも10万円以上コストダウンできます。
そうして固まったのが、2,380万円。
やっぱりやりたい事・新しくやりたい事を入れていく
金額で合意が取れればさらに仕様を詰めていきます。
ここで、やっぱりやりたい事や、新しくやりたい事がめちゃくちゃたくさん出てきます。
完成に近づくほど、やりたい事たくさん思いつくんですよね~。
間取り図だけ見ても中々イメージできませんから。
我が家も「やっぱり靴箱に扉がほしい!」「食洗器がほしい!」などなど、たくさん要望が出てきました。
一度削っているものですが、ここで「やっぱりどうしてもやりたい」と思うって事は「本当にやった方が良い」ものだと思います。
なので、結構バンバン入れました。
こうしてできた最終見積もりが、2,591万円だったんですね。
最初の見積もりとほとんど変わらない結果となりましたが、たくさん検討した結果なのでよしとします。
スクラップブックを作っておくのがおすすめですね。
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注文住宅家づくりの流れ(間取りプランの設計~決定)
基本設計
住宅ローンの申し込みと並行して、建築家と間取りプランを進めていきます。間取り、仕様や住宅設備の選択など。
建築家の方が模型を作ってくれました↓
実施設計
基本設計が終わると、より詳細な設計へ移行します。
平面、立面、断面図詳細、設備図、構造図打ち合わせなど。
また構造計算もこのタイミングです。
変更合意契約
実施設計の内容に基づく見積もり金額をもって、変更合意契約を締結します。
ここで、「こんな図面の家を、この金額で建てます」というのが決定します。
担当の現場監督との顔合わせがあります。
注文住宅家づくりの流れ(工事着工~引越しまで)
工事準備
着工へ向けた工事段取り。特にこちらでやる事はありません。
地鎮祭
地鎮祭を執り行います。初穂料の準備だけ必要。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
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地鎮祭の服装や時間、初穂料と日取りで悩まない方法と我が家の体験レポート
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近隣あいさつまわり
着工前の挨拶まわりです。粗品やどこまでまわるのかは、工務店のアドバイスを参考にしました。
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着工
いよいよ工事が始まります!
上棟
家の柱、梁を大勢の大工で一気に組み上げます。
まずは基礎が作られ、
そのあとは上棟の日、1日で柱が組みあがります。
上棟式
上棟より10日ほど後に、上棟式を行います。任意ですが、僕はやって良かったと思っています。
詳しくは下記記事をご覧ください。
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上棟式後に宴会する場合の費用・流れ・お酒・弁当などの準備物まとめ
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中間検査
確認申請機関や役所による検査。こちらが特にやる事はありません。
どんどん家が建っていきます。差し入れをしたり、細かい所の打ち合わせを週1ぐらいでやっていました。場所は現場です。
完了検査
確認申請機関や役所による検査。こちらが特にやる事はありません。
施主検査
施主(僕です)による検査を行います。形式的なもので、あとからでも気づいた事があれば直しますので言ってくださいと言われ、ほっとしました。
手直し工事
施主検査で指摘したキズや汚れを手直ししてもらいます。
完成お引渡し
ついに引越しです。
注文住宅家づくりにかかった時間まとめ
- 土地決定~契約:3か月(2018年4月~7月)
- 家の設計~着工まで:7か月(2018年7月~2019年2月)
- 着工~引越しまで:7か月(2019年3月~2019年9月)
家を建てる業者と土地が決まってから、実に1年半ほどかかっていますね。
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【家づくりの第一歩】工務店やハウスメーカー選びで大事なポイント7選
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【体験談】注文住宅に引っ越すまでの流れまとめ
本記事では土地を購入して注文住宅を建てるまでの流れを、我が家の体験談とともに紹介しました。1つの事例として参考にしていただければ幸いです。