- 「勝手口を付けるかどうか迷ってるのですが、やはりあると便利ですか?」
- 「防犯やコストが気になるのですが・・・」
- 「勝手口のメリット・デメリットが知りたい!」
キッチンなどにある勝手口。実家にあったという方は多いのではないでしょうか?
しかしアパート暮らしやマンションではあまり見かけないので、いざ家を建てるとき上記のような疑問が出てきますよね。
ハウスメーカーに勝手口をすすめられていて、
なんて不安に感じる方も多いと思います。
今回の記事では、勝手口がある理由と勝手口を採用するメリットとデメリット、勝手口がある家&勝手口のない家の経験談をご紹介していきます!
間取り考え中で「今の間取りプランに不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
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勝手口ってそもそもなんであるの?
勝手口とは?
家の玄関とは別に設けられた出入り口です。
使い方は様々で、日々のゴミ出しに使用したり、買い物などの荷物の出し入れや普段の出入り口として使うこともできます。
昔の住宅は、家の北側にキッチンなどの水回りがまとまっていて、逆にリビングや住居は南側と南北に分離している住宅が多かったのです。
そのため、家事の負担を減らすことを目的に採用されることが多かったんです。
勝手口を採用しない住宅が増えている?
勝手口を採用しない理由としては、
・全ての部屋が回遊できる、生活動線がスムーズな家の間取りを採用した住宅が増えた
上記が勝手口を採用しない大きな理由のようです。
では、勝手口はいらないのか?というわけではございません。しっかりと勝手口のメリットがあり必要な住宅もあるのです。
勝手口のメリットとデメリットをしっかりと知ってから採用するかしないかを決めましょう!
勝手口のメリット
勝手口のメリット①ゴミ出しがスムーズにおこなえる
家事の中で大変なことの一つがゴミ出し。
キッチンが家の奥にある場合、リビングを通って玄関を出て、ゴミ捨て場まで持っていく作業は結構な負担になります。
しかし勝手口があれば、ゴミ捨ての距離が短くなる場合があります。
あらかじめ勝手口の外にゴミ箱を用意しておけば、ゴミの処理と生ゴミの臭い対策にもなります。
勝手口のメリット②荷物を運ぶのがラク
駐車場の近くに勝手口がある場合には、買い物をした荷物を直接キッチンに運ぶことができるのもメリットです。
子育て世代は特に、荷物が重くなってしまいがちですよね。
重い荷物を車から家の中に入れるのは想像以上に大変で、玄関からキッチンまでの距離が遠いほどこのメリットは大きくなります。
勝手口のメリット③採光と採風ができる
キッチンは水回りや食器棚があるので、窓を確保しづらいです。
勝手口の扉があれば、採光ができ暗くなりがちなキッチンを明るくすることができます。
さらに、勝手口は網戸がついているタイプがほとんどです。
通風を確保できるので換気は勿論、部屋を涼しくすることもできるのです。
勝手口のデメリット
勝手口のデメリット①泥棒の侵入ルートになる
勝手口は家の正面ではない目の届きづらい場所に設置することが多いです。
そのため、泥棒の侵入ルートになりやすいことが大きなデメリットになってしまいます。
玄関とは違い、使用頻度の低い勝手口は鍵のかけ忘れにも注意する必要があります。
センサー付きの照明や防犯カメラを設置することで対策はできますが、費用が掛かるのは気になる点です。
勝手口のデメリット②コストアップ
新築施工時に勝手口を設置しようとすると、10万円から25万円の費用が掛かってしまうこともデメリットの一つです。
また、外構や庇など必要となってくる場合があります。
その場合には総額50万円以上コストアップしてしまうことも。
勝手口のデメリット③断熱性能が落ちる
西日がきつく当たる場合や、冬の冷気など本来は断熱性の高い外壁がある所にドアがあるので、予想以上に暑さと寒さを感じます。
では、西日や冷気の遮断にロールカーテンなどをつけたくなりますよね?
しかしキッチンなど近くに火気がある場合は、カーテンに引火して火災の可能性があるので注意が必要です。
勝手口のある家に住んだ人の経験談
勝手口のある家に住んだ方に選んだ理由と実際に住んだ感想を聞き、勝手口をつけて良かった点と気になる点をまとめてみました!
なぜ勝手口付きを選んだか
- ゴミ捨て場が玄関から遠かったから
- 裏庭への出入り口として採用
- 歳をとった時のため
勝手口を採用した理由は上記のような理由が多かったです。
特に勝手口を付けることで生活動線を増やす目的で採用した方が大半を占めていました。
実際に住んでみた感想
では、実際に住んでみた感想を聞いてみましょう!
ココが良かった
・ゴミ出しがスムーズになって負担が少なくなった! ・生ゴミの臭いに悩むことが無くなりました ・部屋の換気をするときに採風ができていい ・重たい荷物をキッチンに入れるとき、かなり助かってます
ココが気になる
・西日が予想以上にきつくてキッチンが暑い ・小さい子供が脱走してしまう ・キッチンの勝手口は油汚れなど、サッシの掃除が大変です
実際に採用した方の意見はこちら
便利!作って良かった!
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防犯意識を持った上で活用している
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あまり使っていない
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勝手口のない家に住んだ人の経験談
勝手口のない家に住んだ人に、つけなかった理由と良かった点・気になる点を聞いてみましょう!
なぜ勝手口を付けなかったか
- 必要性を感じなかったから
- 設置コストが高額だったので採用なしで!
- 防犯上、心配なので不採用です
- 玄関からゴミ捨て場が近かったため
上記が勝手口を採用しなかった理由の一覧です。
そもそも必要性を感じなかったという意見の方が多かったです。僕も同じ考えですね。
実際に住んでみた感想
勝手口がない家に住む方の感想はどうでしょう?
ココが良かった
・特に不自由を感じていません! ・生活動線を考えた間取りに設計した ・断熱性が高く冬場は冷気を感じづらい
ココが気になる
・玄関からのゴミ出しが予想以上に遠く勝手口が欲しくなりました ・生ゴミをキッチンに置いておくので、すぐ外に出せず臭いが気になる ・駐車場がキッチン側にあり、玄関まで運ぶのが大変
勝手口はあった方が良い?メリット・デメリットまとめ
- ゴミ出し場所が玄関から遠い
- 玄関以外の生活動線が欲しい
- 水回りに駐車場が近い
- お風呂場の湿気や部屋の換気が気になる
上記のような条件の人には勝手口の採用をオススメします。
特に、2つ目のような使い方をすると勝手口をつけてよかったと思う方が多いようです。
その他にも、キッチンと勝手口の間に土間収納を作り、玄関の方をスッキリさせお客様用にし、勝手口を日常使いにしているなんて方もいらっしゃいました。
勝手口は色んな活用ができるため、しっかりメリットとデメリットを考え、後悔のない選択をしたいですね!
すでに会社や土地が決まっていて「今の間取りプランに不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
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