- 「オール電化とガス併用で迷ってるのですが、どんな違いがありますか?」
- 「やはりオール電化の方がコストは安くなるものなの?」
- 「それぞれのメリット・デメリットが知りたい!」
これから家を建てる方々から、よくこんな質問を受けます。
オール電化にするかガス併用にするか迷う方は多いと思いますが、どちらが良いかは正直住んでみないとわかりませんよね。
オール電化とは、家電や照明だけではなくコンロや給湯器なども電気だけでまかなうことをいいます。
今回の記事では、オール電化とガスの基本を解説し、それぞれのメリットとデメリット、実際に住んでみた経験談をご紹介していきます。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2021/04/2-300x300.png)
ちなみに、すでに会社や土地が決まっていて「今の間取りプランに不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
-
-
【間取り診断の裏技】無料で複数の間取りプランをもらう方法
続きを見る
Instagramでも家づくり情報発信しています。フォローお待ちしています!
クリックできる目次
オール電化ってそもそもなんなの?
オール電化とは、コンロやお風呂の給湯器を含めた家の中全ての熱源を電気でまかなう住宅のことをいいます。
コンロはIHクッキングヒーターを使い、電磁誘導による熱でフライパンを加熱して調理をおこないます。
お湯は「エコキュート」や「電気温水器」を使い、沸かしたお湯をタンクに溜めておくシステムになっています。
ガス式ってそもそもどんな設備のこと?
主に「プロパンガス」と「都市ガス」の2種類があります。
プロパンガスには個別供給システムと導管供給システムがあります。
個別供給システム:
各世帯ごとにプロパンガス容器を設置して供給する方法で、プロパンガスで最も一般的です。
導管供給システム:
プロパンガス供給設備から道路下に埋設された導管を通じて各世帯へ供給する方法で、集合住宅などに採用される供給方法です
都市ガスはプロパンガスの導管供給システムと同じ供給方法で、導管のある地域でのみ使用可能なガスです。
オール電化のメリット
オール電化のメリット①給湯にかかるお金が安くなる
オール電化の最大のメリットは、生活に必ず必要な「お湯」を作り出すコストが抑えられることです。
エコキュートや電気温水器で夜間の電気使用料金が安いあいだにお湯を沸かし、タンクにためておくことにより安く給湯できます。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4266-300x292.jpg)
オール電化のメリット②基本料金が電気のみの一本化にできる
ガス併用の場合、基本料金がガスと電気に発生してしまいますが、オール電化では電気にのみしか掛からないので月々支払いが節約できます。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2021/04/3-300x300.png)
オール電化のメリット③災害時に強い
オール電化の住宅は、ガス併用の住宅に比べて災害時に強い部分が多いです。
まず、ライフラインの復旧が早いということ。
2016年に起こった熊本地震の時には、電気が約5日で復旧したのに比べ、ガスは約15日と復旧までの時間に大きく差があります。
オール電化のエコキュートや電気温水器にはお湯が溜まった状態なので、万が一の時もお湯が使えるのもうれしいですね。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2021/04/2-300x300.png)
オール電化のデメリット
オール電化のデメリット①設置費用が高額
住宅をオール電化にするためには、エコキュートやIHクッキングヒーターや工賃などさまざまな費用が発生してしまいます。
全ての費用の合計は75万円から100万円と設置費用が高額になってしまうことがデメリットの一つです。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4380-300x292.jpg)
オール電化のデメリット②昼間の電気代が高い
基本的に給湯するのは夜間の電気料金が安い間におこなうものです。
しかし、タンクにお湯がなくなってしまった場合など、昼間に電気をたくさん使うと電気代が高くなってしまうことがあります。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4203-300x298.jpg)
オール電化のデメリット③IHクッキングヒーターの使い勝手
ガスコンロと違い、IHクッキングヒーターは火を使わず、電気の熱により調理器具を熱することで調理をおこないます。
ヒーター部に接した部分でないと熱することができないため、フライパンなどを煽ったりできません。
火の火力には劣るという意見もあり、火を使わない調理の好みが分かれてしまう点がデメリットといえるでしょう。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4266-300x292.jpg)
ガス併用のメリット
ガス併用のメリット①24時間同じ値段でガスを使用できる
電気料金と違い、時間帯による値段の上下がありません。
日中でも値段を気にせず使用できることがメリットと思う人が多いようです。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4203-300x298.jpg)
ガス併用のメリット②都市ガスの利用料金が安い
ガスには「プロパンガス」と「都市ガス」がありますが、都市ガスの使用料金が非常に安いのです。
プロパンガスと比べると、都市ガスは約2/3程度の金額に抑えられるので、大きなメリットとなります。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2021/04/2-300x300.png)
ガス併用のメリット③設置費用が抑えられる
プロパンガスの場合、無償で設置を行いる場合があったり、都市ガスでも設置費用も10万円から20万円とオール電化に比べても安価で設置可能です。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4380-300x292.jpg)
ガス併用のデメリット
ガス併用のデメリット①プロパンガスは利用料金が高い
都市ガスとは違い、プロパンガスの利用料金が高いことがデメリットです。
基本料金と使用料金、ともに都市ガスより高いです。
その理由は、それぞれの会社が独自の料金プランを設定しているからなんです。
中には都市ガス並みに利用料金の安いプロパンガス会社もあるようですが、大きなデメリットです。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4266-300x292.jpg)
ガス併用のデメリット②都市ガスは契約できる地域が限られる
安さで人気の都市ガスですが、使用できる地域が限られています。
現在日本の都市ガス普及率は46%と都心を中心に対応地域が広がっています。
都心から外れた地域では対応していない場合もあるので、新築で都市ガスを希望する方は対象地域の確認が必要です。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4380-300x292.jpg)
ガス併用のデメリット③災害時ライフラインが普及するのが遅い
オール電化のメリットとは反対に、災害時にガスが復旧するには時間がかかる傾向にあります。
特に都市ガスの場合には、その地域の全ての導管を確認しなければ使用することができないため、普及が遅くなるいざという時に困ってしまうデメリットがあります。
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_4381-1-300x292.jpg)
IH(オール電化)のある家に住んでみた経験談
では、実際にオール電化の家に住んでみた感想はどのようなものがあるのでしょうか?
実際に住んでみた感想をもとに、良かった点と気になった点をまとめてみました!
ココが良かった
・IHクッキングヒーターにしてキッチンの掃除が楽になりました! ・今までプロパンガスを使用していたので光熱費が安くなった ・火を使わないので火災の心配がないのは安心ですね
ココが気になる
・停電時に蓄電機能が無かったので、困ったことがあります ・導入コストが高かった、、、 ・料理の火力が物足りない!
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2021/04/3-300x300.png)
ガス併用の家に住んでみた経験談
続いてガス併用の家に住んで見た感想を紹介していきます!
ココが良かった
・都市ガスにしたら月々の料金が安くなった ・料理が好きでプロパンガスは火力が強いのが魅力です ・プロパンガスの設置費用が無料になった!
ココが気になる
・契約したプロパンガスの料金が高額だったので契約会社を見直したい ・夏場の料理中は火を使うので、とにかく暑い!!
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2021/04/2-300x300.png)
IH(オール電化)とガス併用はどちらが良い?メリットデメリットまとめ
オール電化のメリット
・電気代の安い夜間に給湯してお湯を使える
・基本料金が一本化できる
・災害時の復旧が早い
オール電化のデメリット
・設置費用が高額
・昼間の電気代が高い
・IHクッキングヒーターの使い勝手が好みで分かれる
ガス併用のメリット
・24時間同じ値段でガスを使用できる
・都市ガスの利用料金が安い
・設置費用が抑えられる
ガス併用のデメリット
・プロパンガスは利用料金が高い
・都市ガスは契約できる地域が限られる
・災害時ライフラインが普及するのが遅い
オール電化とガス併用にはそれぞれメリットにとデメリットがあります。
毎日必ず使うエネルギーなので、自分の生活スタイルに合うものを選びシステムを導入しましょう。
本記事では、オール電化とガスの基本、それぞれのメリットとデメリット、実際に住んでみた経験談をご紹介しました。
生活に必要な「熱」を作り出すエネルギーはそれぞれに特徴があり、そのメリットとデメリットしっかりと理解した上で、理想のマイホームづくりをしていきましょう。
すでに会社や土地が決まっていて「今の間取りプランに不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
-
-
【間取り診断の裏技】無料で複数の間取りプランをもらう方法
続きを見る
Instagramでも家づくり情報発信しています。フォローお待ちしています!
知らなきゃ損する、毎月5,000人が利用する「賢い選択」
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/02/komatta_woman2-270x300.png)
![](https://paparaku-home.com/wp-content/uploads/2020/02/komatta_woman2-270x300.png)
こんな悩みを持っていませんか?
ココに注意
何も情報がない状態で住宅展示場には行かない方が良いです。
理由は3つあります。
- ガンガン営業をかけられる割に、大した収穫が無いから。
- せっかくの休日が潰れてしまい、もったいないから。
- 今の便利な時代、「住宅展示場に行く必要がなくなった」から。
「住宅展示場に行く必要がなくなってしまった」のは、毎月5,000人以上が利用している、こんな最先端のサービスが無料で提供されているからなんです。「タウンライフ家づくり」というサービスです。
タウンライフ家づくりとは?
あなたの希望する複数のハウスメーカー・工務店から、あなたオリジナルの「間取りプラン&見積り」を無料で送ってもらうことができるサービスです。
タウンライフ家づくりを利用することで…
- オリジナルの家づくり計画書を作ってくれる!
- 間取りプランも無料で提案してくれる!
- 諸費用を含めた見積りを提案してくれる!
- 土地提案もしてくれる!
- 自宅から1歩も出る事なく、家づくり計画をスタートできる!
いまはなんでもネットで手に入る時代になりました。
希望する住宅会社の「間取りプラン」と「見積もり」くらい無料一括請求でパパッと手に入る時代になっているのです。
わざわざ住宅展示場に行く必要なんて無いですよね。
新しい時代の賢い選択、それが「タウンライフ家づくり」です。
実際に私は希望する住宅会社から「間取り&見積り」を無料で送ってもらいました。
こちらの要望もしっかりと取り入れられたプランが届き、感激しましたよ。
無料で届くモノたち
(※上記画像は一例です)
インスタなどで情報収集した上で要望を伝えれば、より詳しい間取り・見積もりを作ってもらえます。
自分のために作成してくれた間取りプランを複数比較するのはとっても楽しいですよ!
全国600社以上の住宅会社の中から、あなたの希望する住宅会社に一括で間取りプラン&見積もり作成・土地探しを依頼できます。
最大手ハウスメーカーもほとんどが掲載されているようです。
「タウンライフ家づくり」の評判は口コミで広がり続けていて、
「利用満足度」「知人に薦めたいサイト」「使いやすさ」で、No.1に輝いています!
「タウンライフ家づくり」は世間的にも認知度がどんどん高まっている話題のサービスなんです!
利用する前は「強引な営業をかけられるのではないか」と心配でしたが、私が利用したときは直接の連絡はなく、間取り&見積りを送ってもらってそれでおしまいでした。
ココがポイント
要望欄に「電話での営業はご遠慮下さい」と書いておけば、電話はかかってきません。
タウンライフ家づくりの他の口コミを読んでも、みなさん強引な営業はなかったみたいですね。
- 家づくりを何から始めれば良いのか分からない…!
- 理想の注文住宅を1円でも安く建てたい…!
- 特定のハウスメーカーから間取り&見積りが気軽に欲しい…!
- 地元密着の優良工務店を知りたい…!
このいずれかに当てはまるなら、利用してみてはいかがでしょうか。
-
-
タウンライフ家づくりの評判・口コミの真実!デメリットも徹底解説
続きを見る