※本記事は大手ガス会社で施工管理をされていたヒコ太郎さんに書いていただきました!
- 「冷え性なんだけど、床暖房って本当に暖かいの?」
- 「エアコンと比べてメリットはあるのかな?」
- 「子供がいる(生まれる)ので、安全性が気になる、、、」
こんにちは!ヒコ太郎です。そんな疑問にお答えします!
足元からじんわりと温まり、お部屋全体を温めてくれる床暖房は子育て世代に特に人気の暖房設備。
私自身も新築マイホームで床暖房を導入して10年経ち、本当にかかせない暖房設備でおすすめです!
とはいえ、エアコンも高性能になっているし、冷暖房設備は決して安くないから悩みますよね?
本記事では住宅設備で後悔しないために、床暖房のメリット・デメリット・皆さんの口コミも紹介しますので是非参考にして下さい。
ちなみに、すでに会社や土地が決まっていて「今の間取りプランに不安がある」という方はこちらの記事もおすすめです。
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そもそも床暖房とは?設備を紹介
床暖房とは、床下の熱源で部屋を温める暖房設備です。
足元がぽかぽかと温まるだけでなく「ふく射熱」によって天井や壁に反射しながら部屋全体をゆっくりと温めます。
温かい空気は上に上がっていく性質があるので、効率的に部屋を温めることができます。
床暖房には、熱源の温め方によって大きく分けて2つの種類があります
- 電気ヒーター式
床下に電熱線ヒーター内蔵のパネルを設置。
電気の力でヒーターを温め、それによって部屋を温めます。 - 温水循環式
床下に温水マットを設置。
給湯器(熱源)で温めたお湯を配水管に通し、温水の循環によって部屋を温めます。
電気式と温水式を比較すると、初期費用は電気式の方が割安に、ランニングコストは温水式の方が安くなる傾向があります。
個人的には、オール電化やプロパンガス対象エリアの住宅でなければ、ガス温水床暖房の方がおすすめです。
実は初期費用は新築であればさほど変わりません。
設備費用として高く計上されがちなのは給湯器の代金が入っているからです。
電気ヒーター式はランニングコストが高いのが難点です。
ここに注意
見積時には<パネル+設備配管+床材+熱源(給湯器)>のどこまで含まれているかをよく見てください。
床暖房のメリット
実際にマイホームに床暖房を入れてたくさんのメリットがあったのでご紹介しますね。特に感じたのは以下の6点です。
- 「足元が温かく、輻射(ふくしゃ)熱によって部屋全体を温める」
- 「エアコンに比べ空気が乾燥しにくい」
- 「ホコリやダニがまいあがらなくなる」
- 「収納場所が必要ない」
- 「子供や高齢者にとっても安心・安全」
- 「ガス代が安くなる」
輻射(ふくしゃ)熱によって部屋全体を温める
足元が温かいと本当に気持ちがいいです。
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という状態を保ちますので、頭の温度は上昇させずに足元を優先的に温めることで、体がリラックスした状態になります。
また意外と知られていないのが、部屋全体も温まるのがメリット。
熱が床を伝わり、ふく射によって部屋の内部に広がっていきます。
ふく射とは?
熱をもった物体から発生する赤外線が壁や天井に反射しながら広がり、部屋をまんべんなく温めることができるのが特徴です。
エアコンに比べて空気が乾燥しにくい
エアコンは温かい空気を対流させることで室温を上げます。室温が上がると、湿度がさがり乾燥します。
室温を上げずに、暖かさを得ることができる床暖房は湿度が下がりにくく、また空気の対流がないので、空気が乾燥しにくいです。
特に冬場は空気が乾燥すると、風邪をひきやすくなるので要注意です。
ホコリやダニがまいあがらなくなる
温風式暖房は、温風によって床のホコリやダニ、ハウスダストを舞い上げてしまいます。
一方床暖房は、温風ではなくふく射熱で暖めるのでホコリを舞い上げることがありません。
ハウスダストが少ないきれいな室内空間で過ごすことができます。
ここに注意
日常生活を送るうえでのホコリはでるので、床の掃除は必要です(笑)
それでもクイックルワイパーでさっと掃除するだけなので掃除もらくらくです。
収納場所が必要ない
セラミックヒーターやストーブ・ファンヒーター等の暖房器具は季節家電なので、使わない時は収納する必要があります。
せっかくのクローゼットや子供部屋が物置になってしまうのはあるあるですw
しかし床暖房はフローリング床下に内蔵されてますのでもちろん出し入れの必要はありません。
子供や高齢者にとっても安心・安全
器具自体が室内に露出しないので、転倒ややけどの心配がありません。
室内で直接火を扱ったり燃焼させたりしないので、小さなお子様や高齢の方にとっても安心して使えます。
ガス代が安くなる
これも以外と知られていない事実。
大手ガス会社では床暖房設備と省エネ給湯器の組み合わせによってガス料金が大幅に安くなります。
およそ通常料金の10%~20%割引が目安です。
基本料金+単位料金も安くなるので、よくガスを使う家庭はよりお得になります。
しかも年間を通じて安くなるのもメリットですね。
床暖房のデメリット
・立ち上がるまで時間がかかる
・初期コストが高い
・結局エアコンがいる(夏場の冷房)
・高気密・高断熱住宅であればいらない場合も
立ち上がるまで時間がかかる
給湯器から温めた水が温水マットへまわるまで、おおよそ30分程度はかかります。
ここはエアコンやファンヒーターには勝てない部分ですね。
タイマーをうまく使ったり、直ぐに暖まるエアコン・ファンヒーターを併用するのもおすすめです。
初期コストが高い
あくまでも目安ですが15畳から20畳のリビングに設置した場合、約80万円から130万円です。
給湯器の値段はだいたいどこも同じような価格ですが、床材によって大きく費用は変わりますのでHMさんとよく相談が必要です。
初期コストだけ見るとどうしてもエアコンより高く思いますよね。
でもフローリングの床材や給湯器込みの値段なので長い目で見ると高くはないですね!
結局エアコンがいる(夏場の冷房)
暖房のことばかり考えてると夏を忘れてしまいがちなのですが、冷房のためにエアコンが結局いります。
高気密・高断熱住宅であればいらない場合も
最近の住宅性能は本当に高いです。
高気密・高断熱・全館空調でさらに冷たさが伝わりにくい、無垢のフローリングであれば必要ないかもしれません。
ただし実際に体験してみないと分からないので、見学会やモデルハウスには必ず確認に行きましょう。
床暖房を効率的に使う方法
・タイマーを効率よくつかう
おすすめは起きる前の30分前に入タイマー、寝る前の30分前に切タイマーをつかいます。
タイマー設定なので一回設定してしまえば簡単です。
温水床暖房はスイッチを切ったあとでも、マットの暖房効果は持続するので早目に切っておいたほうがお得です。
うちは節約一家なので一時間前には切っています(笑)
・ラグやカーペットは一部にする
ラグやカーペットからでも温かさは伝わりますが、どうしても熱効率は落ちてしまいます。
範囲をリビングだけにしたり、薄手のものを選ぶのが有効です。
・他の暖房機器と併用して上手く節約する
床暖房を広範囲に設置するとやはり、費用も高くなります。
あまり家族が集まらない部屋は局所暖房や電気カーペットを併用して、初期費用を削ったり、上手く節約するのもおすすめです。
皆さんの口コミ・体験談
床暖房で家族が集まる場所ができる
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こちらの投稿では床暖房の快適さが伺えますね。
暖かい床暖房は床に寝転がる小さなお子さんがいる家庭におすすめです。
暖かい床はペットにおすすめ
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ペットを飼っている家庭に床暖は最高に相性がいいですね!
インスタの写真のようになってしまうくらい気持ちがいいのかもしれません。
結果的にエアコンを使用
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皆さんの口コミの中には『導入したけど使っていない』という方も。
使う頻度や環境などでも床暖房を導入するかどうかを決める材料になりそうですね。
足元が冷える冬場のテレワークに最適
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リモートワークでも長時間仕事をおこなう場合もあるので、体の冷えなど気になりますよね。
メリットでもご紹介したとおり、床暖房には「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」の効果もあるので冬場のテレワークには最適です。
【まとめ】床暖房のメリット・デメリット
メリット
・エアコンに比べ空気が乾燥しにくい
・ホコリやダニがまいあがらなくなる
・収納場所が必要ない
・子供や高齢者にとっても安心・安全
・ガス代が安くなる
デメリット
・初期コストが高い
・結局エアコンがいる(夏場の冷房)
・高気密・高断熱住宅であればいらない場合も
10年使った感想ですが、床暖房は導入して本当に良かったです。
広範囲には必要ありませんが、家族が長時間過ごすリビング・ダイニングには特におすすめです。
我が家は常に集まってゴロゴロしています(笑)
ただし気候には地域差もありますし、高気密・高断熱の住宅も多くなっています。
実際に体験してメリットだけなくデメリットも把握したうえで、導入を検討してください。
後悔のないお家を目指しましょう。
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