こんな悩みを解決します。
注文住宅ブロガーのぱぱらく(@paparaku999)です!
土地の購入が無事終わりまして。
間取りを考えるタイミングで、建築家の方が3つプランを考えてくれたんですね。
そのなかで、1FにLDKを持ってきたプランが中庭も2つあって面白いなーって事でそれに決めようと思ってたんですが。
「この間取りで、本当に大丈夫か?」
という思いがすごく出てきました。
というか、家を建ててる間もずっと思ってました。
本記事では、僕が調べた間取りのチェックポイントと、無料サービスを使った間取り診断の裏ワザについて紹介します。
ココがポイント
少し時間はかかりますが、注文住宅で後悔するぐらいなら絶対にやった方が良いです。
自分で出来るおすすめ間取り診断・チェック方法【ブログ記事でチェック】
-
間取りで絶対後悔したくない!経験者に聞いた間取り失敗ポイントまとめ
続きを見る
この記事は20以上のサイトを調べまくって間取りについての後悔をまとめていますので役に立つと思います。
- 住んでみたら想像以上に狭い
- 玄関が狭い
- 吹き抜けは空調性能・防音性能に劣る
- 洗濯物を持って2Fに上がるのが面倒
- 収納が少ない
- 外から丸見えになるので気になる
- 生活音が気になる
- 駐車場が狭い
- ランドセル、教科書、ノートを置く収納スペースが一階に欲しかった
- 洗濯機とお風呂場は近い方が良かった
- ロフト、屋根裏収納は微妙
- 床下収納も微妙
- 温度や空気の流れを考えてなかった
- パントリーが欲しかった
- 使用しているのがわかる位置にトイレを置かない
- 窓と隣家の排気口が近い
実際に、僕がチェックした内容も紹介しますので、参考にしてください。
住んでみたら想像以上に狭い
- 天井が低い
- 通路が狭い
- 収納が少ない
狭いといっても色々あると思いますが、今回は「収納が少ない」と仮定して話を進めます。
これは、おそらく収納をよく考えていない事が原因だと思いました。
僕がこんな後悔をしないためには「今住んでいる家の荷物が入る収納スペースが確保されているか」を確認する事が一番です。
本に書いてたんですが、
- ハンガーの衣類・靴は長さに変換
- 衣装ケースは体積に変換
- 本は長さに変換
その後で、このプランにそれだけの収納スペースがあるか?を確認しましょう、と。
で実際にやってみると、
- ハンガーの服・・・3m
- 靴・・・・・・・・4m
- 長靴・ブーツ・・・0.5m
- 衣装ケース・・・・1.1立方メートル
- 高さ230mm以下の本(コミックなど)・・4m
- 高さ230~315mmの本(A4雑誌など)・・・3.2m
- 高さ315~400mmの本(アルバムなど)・・0.5m
これだけのスペースが必要だという事がわかりました。
このようにすれば担当者も計算しやすいので、打ち合わせで「これだけの収納スペースが必要なんですが、今のプランで入ります?」って聞いてみましょう。
-
新築の家なのに思ったより狭い!!と後悔しない為にやっておく事3選
続きを見る
玄関が狭い
これも多いので、きちんと収納するものの寸法を測っておき、間取りプランの収納スペースに収まるか確認しましょう。
ちなみに僕が玄関付近に置く必要があると思っているのは
- そり
- ゴルフバッグ
- スノーボード
- ベビーカー
- ガーデニング用品
- 脚立
- キャンプ用机
- キャンプ用椅子
- テント
- ヘルメット
- 工具箱
- 長靴
- 自転車空気入れ
- キャンプ用カート
これぐらいでしょうか。
土間収納にするのか、シューズクロークをつけるのか、納屋を作るか、外物置を作るか、イナバ物置てきなものを置くのか・・・
色々方法はありますが、ある程度「こうして、ここに置く」を考えておかないと
必ず後悔します。
-
【意外と重要】建ててわかった玄関の後悔ポイント・やって良かったポイント
続きを見る
吹き抜けは空調性能・防音性能に劣る
これは大丈夫です!吹き抜けを避けて中庭のプランにしましたので!
洗濯物を持って2Fに上がるのが面倒
これも大丈夫ですね!中庭の1つは洗濯機の隣にあって、そこを物干しテラスにするプランになっています。
-
注文住宅でやって良かった間取りのこだわりポイント10選
続きを見る
リビングが外から丸見えになるので気になる
- 両隣が家
- 道路には面しておらず、採光は中庭からとる
という間取りになっているので、ここは大丈夫かなと思います。
生活音が気になる
土地自体は2つの道路に面していますが、
片方は駐車場、片方は2m開けて建物が建っているので大丈夫かなぁ。
寝室も車通りが少ない方に設けています。
駐車場が狭い
駐車場はきちんとドアが開くか・トランクが開けられるかも確認しましょう。
我が家は2台がギリギリ停められるぐらいですが、基本的に1台の予定です。
ランドセル、教科書、ノートを置く収納スペースが一階に欲しかった
これは必ず置こうと思っています。
リビングに壁収納を設置して、そこにおこうかなと。
↓実際に設置しました。
洗濯機とお風呂場は近い方が良かった
これも問題ないですね。近いです。
ロフト、屋根裏収納は微妙
今のところプランには含まれていません。
床下収納も微妙
これも今のプランにはないですね。
温度や空気の流れを考えてなかった
中庭がある事で採光や風の流れは大丈夫かなと思います。
問題は温度ですね!
中庭のせいで暑い、寒いとなってしまうと元も子もありませんからね。
きちんと断熱性のあるガラスや日よけ、カーテンなどの工夫をしっかり考えないといけないと思っています。
実際に住んだ結果
夏は冷房がしっかり効きますが、冬めっちゃ寒いです笑。
やっぱり中庭があっても日光は直接差し込まないので・・・次の冬までにはカーテンを付ける予定です。
パントリーが欲しかった
パントリーは奥さんの要望でもあるので、しっかり入っています。
使用しているのがわかる位置にトイレを置かない
これ大事ですね。
プランでは玄関横にあるため、LDKから気配がわかる・・というのはなさそうです。
2Fにもトイレはありません。
窓と隣家の排気口が近い
これは間取りというより窓の配置ですのでまだ大丈夫ですが、きっちりおさえておきたいですね。
追記:隣家が近いですが、真正面・・・というのはないように設計してもらいました。
自分で出来るおすすめ間取り診断・チェック方法【間取りの本でチェック】
次は間取りに関する本の内容から、間取りプランを診断・チェックする方法です。
この本は「暮らしやすい間取りの法則」が何かを詳しく書いてくれていますので、
- これを見ながら、セオリー通りではない間取りになっていないか?
- 使いにくい間取りになっていないか?
といったところをチェックしていきます。
こういう「間取りの基本」みたいな本は一戸建てを持とうとしている人なら必ず1冊は持っておくべきかと思います。
駐車の仕方、車種を考慮して駐車スペースを決める
奥さんは基本的に車乗らないようにします。
大きい車も興味なし。2台は難しいですが、1台なら十分の広さです。
屋根の形状はシンプルに
間取り図だけではよくわかりません。複雑にならないように要望を出す必要があります。
追記:できるだけシンプルなものにしてもらいました。
将来の居住者数を決めておく
現在の4人家族(夫婦、男二人)から増える予定はありません。
建築費以外のコストは頭に入ってる?
一応プランには外構費など入っていますが、予算内に収まるようにせねば・・
-
【土地購入から引越しまで】注文住宅にかかったお金をまとめて公開します!
続きを見る
家相はよく話しあっておく
これは気にしません。見ないようにしてます。
スクラップブックを作って打ち合わせする
割とちゃんと作って持っていったので、一発目からかなり良いプランを作っていただきました!これを元に打ち合わせを重ねると満足度の高い家になりそうです。
基本は四角形+総2階+片流れの屋根
ここが結構違うんですよねー。なんせ25mプールに中庭2つですから。
できるだけシンプルな屋根にしてコストを抑えたいですね。
日本のバルコニーは凹凸の悪い見本
現在のプランにバルコニー入っていますので、なくせないか検討しようと思っています。
追記:バルコニーはなくしました。代わりに寝室を広げています。物干しは基本的に1階の物干しテラスで行います。
軒・庇・袖壁を活用
これも工夫したいですね!
中庭にどれだけ庇を持たせるか?はよく考えたいです。
道路が北側でも、建物は北側におく
南北に道路がありますが、建物は北側に寄っています。OK。
パブリックゾーンはどこ?
「気持ちの良い場所」はどこかという事ですね。
プランで言うと、2つの中庭に面するDKですかね。
2Fのアトリエもバルコニーに面しており、気持ち良さそうです。
LDKがDK・Lになってる?
中庭を挟んでリビングとダイニングキッチンがあります。OK。
真ん中玄関のありがたみ
思いっきりコーナーに玄関ありますね。
コーナー玄関の良さもあるので、ここもOKです。
階段は中央!
中央にあります!OK。
4つ葉のクローバー動線
これも階段を中央に置く事で2Fは大丈夫。1Fは難しいですが、回遊できるようになっているのでまぁ大丈夫かな?
トイレ配置の「やってはいけない」
リビングにくっつけないとか、玄関から見える位置におかない、等。
これも大丈夫でした!
-
間取りは?窓の有無は?実は多いトイレの後悔ポイントをまとめました!
続きを見る
水栓は給湯器の近くに
水回りは集中しているのでこれも問題なさそうです。
洗面脱衣室にほしいもの
幅800mm・高さ1800mm以上の収納があればとても便利との事。
脱衣室めっちゃ物多くなりますもんね。洗剤やシャンプーの詰め替えとか、バスタオルとかタオルとかハンガーとか・・。
追記:設置しました!とっても便利です。
間仕切りなしは断熱性能が大前提
断熱性能については中庭がネックになると思っているので、窓をどんなものにするかは要チェックですね。
追記:窓はダブルガラスですが、寒いです笑。カーテンを付けなきゃな~。
中間領域はある?
縁側などです。屋外で、屋根があって・・。カフェの屋外スペースみたいな。
中庭や2階のインナーバルコニーがこれに当てはまりますね。
「抜け」があるか
建物が細長く、さえぎるものはないので抜けまくっています。OK。
「たまり」があるか
これ作らないと!今のプランにないです。
中庭に入るところを一段上げて、腰掛けられるようにしようかなと思っています。
追記:リビングにベンチを設けました。
無料サービスを使って間取り診断をする裏ワザ
今まで紹介した方法は、「家づくりのセオリーと外れていないか」をチェックする方法でした。
しかし、「もっと良い間取りプランがあるのではないか」という不安は解消できません。
実は、無料で間取りプランと見積もりを作ってもらうサービスがあります。
これを利用して、土地の形状・要望を記入して資料請求する事で
地元の優良工務店やハウスメーカーから、間取りプランをもらう事が出来ます。
あとは、今の間取りプランと比較するだけ。
ココがポイント
「おっこんな間取りもありか・・・」と思ったなら今の間取りプランに取り入れれば良いですし、
「全然今の間取りプランの方が良いな」と思ったなら、それだけでもすごく安心できますよね。
我が家もある程度間取りが固まっている状態でこのサービスを利用し、
と、自分たちの間取りに自信が持てるようになりました。
このサービスは建てる会社がすでに決まっていても利用する事が出来ます。
体験談も記事にしてますので、良かったらご覧ください。